化粧品ブランド「KANEBO」と、障がい者アーティストの活動を支える「パラリンアート」が手を組み、全国の障がいのある方を対象にしたアートコンテストを開催します。テーマは「私を動かす『光』と『色彩』」です。作品の募集は2026年11月1日(日)から始まっています。

「I HOPE.」を掲げるKANEBOがゴールドパートナーに
主催するのは、一般社団法人障がい者自立推進機構のパラリンアート運営事務局です。所在地は東京都港区で、代表理事は松永 昭弘氏が務めています。今回、「I HOPE.」を掲げ、美ではなく希望を発信する化粧品ブランドのKANEBOとゴールドパートナー契約を結び、このコンテストを実施します。
企画に寄せたメッセージでは、化粧品を身だしなみを整えるためだけのものではなく、肌に触れた瞬間に心へ明かりを灯し、自分らしく前を向く勇気を届けるものと位置づけています。KANEBOは、メイクやスキンケアを通じて人の内側にある「希望」を引き出す挑戦を続けているとしています。
そのうえで、アーティストの豊かな感性とKANEBOの「HOPE」を重ね合わせたい考えです。リップを塗ったときの高揚感や、肌を慈しむ時間のように、描く人も作品に出会う人も自分自身を愛おしく誇らしく思える、新しい明日の「光」と「色」を世界へ届けていくとしています。
描いてほしいのは「私だけの光」
応募者に求められているのは、暗い夜を明かすひとすじの光のように、自分を前へ動かす「エネルギー」や「輝き」を表現することです。たとえば、自分を愛せるようになった瞬間の色、大好きなコスメを手にしたときのときめき、明日へのワクワク感などが例に挙げられています。心がいちばん輝く瞬間や、世界に見せたい「私だけの光」を、鮮やかな色彩で描いてほしいと呼びかけています。

応募資格と募集スケジュール
応募の条件と主なスケジュールは次のとおりです。年齢やアーティストとしての経験などの制限は設けられていません。
- 応募資格:障がいを証明する書類を持っている方、応募規約を確認して了承した方
- 年齢・アーティストとしての経験など:制限なし
- 作品募集期間:2026年11月1日(日)~2026年11月30日(月)
- 結果発表:2027年1月(予定)
- 受賞者数・賞金:6名、賞金各10万円
受賞作品は、KANEBO公式Instagram(@kanebo_hope)を通じて紹介されます。応募は専用の応募ページから受け付けています。

アートで障がい者の社会参加と経済的自立を支える「パラリンアート」
パラリンアートは、障がい者アーティストの作品を企業・団体・個人へ提供し、その使用料の一部を報酬としてアーティストに還元する社会貢献事業です。障がい者の社会参加と経済的自立の支援を目的としています。アーティスト登録は無料で、2026年10月現在、全国約500名の障がい者アーティストが登録しています。
作品は、商品企画、ノベルティ、広告・販促物、IR・サステナビリティレポート、イベント、空間演出など、さまざまな用途で使われています。CSR・SDGs・DE&Iの推進に加え、企業ブランディングやPR、社内エンゲージメントの向上につながる取り組みとして、多くの企業が導入しているといいます。パラリンアートは今後も企業とともに障がい者アーティストの活躍の場を広げ、持続可能な社会の実現に貢献していくとしています。