関西の食文化を伝え続けてきた雑誌「あまから手帖」の2026年11月号が、10月23日に店頭に並びました。今号のテーマは「サンドウィッチが食べたくなる」です。発行はDaigasグループのクリエテ関西。身近すぎて改めて語る機会の少ない一品を、さまざまな角度から掘り下げた一冊になっています。
答えが人の数だけある食べもの
サンドウィッチと聞いて最初に何を思い浮かべるか。好きな具材は何か、いつ、どこで食べるのか。こう問われると、返ってくる答えは人によってばらばらです。今号はその「みんな違う」ところに目を向け、日常に溶け込んだサンドウィッチの多様さを誌面で描いています。
サンドウィッチが出てくる場所は喫茶店に限りません。洋食店やパン屋さん、バーや酒場、そして専門店まで、関西の街のあちこちで出会えます。朝食にも、昼の軽食にも、夜の一杯のお供にもなる。そんな懐の深さを、ページをめくりながら実感できる構成です。
王道から世界の一皿まで、特集の中身
まず目を引くのが、たまごサンドをめぐる企画です。分厚い卵焼きを挟む「厚焼き派」と、マヨネーズで和えたサラダを挟む「サラダ派」。好みがはっきり分かれる定番を、正面から取り上げています。カツサンドも、肉の厚みやソースの違いでまったく別の顔を見せる一品として登場します。
見た目にも楽しいフルーツサンドや、焼き目が香ばしいホットサンドも特集に入っています。さらに視野を海外にも広げ、ベトナムのバインミー、キューバサンド、フランスのクロックムッシュといった世界のサンドウィッチも紹介しています。特集を構成するのは、次のような企画です。
- サンドウィッチのパースペクティブ
- たまごサンド調べ
- 黄金色の誘惑
- 街角の専門店にて。
- 今日のサンドウィッチ。
- カツサンドは正義だ!
- フルーツサンドの煌めき
- ホットサンド・イズ・クール!
- 喫茶店で逢いましょう
- サンドウィッチの仲間たち
- 酒場でサンドウィッチを
- 龍神村の「梅樹庵」にクロックムッシュを食べに行く。
- あなたにとってサンドウィッチとは?
企画名を眺めるだけでも、喫茶店の一皿から酒場で味わう一品、龍神村の「梅樹庵」へクロックムッシュを目当てに出かける旅企画まで、その幅広さが伝わってきます。最後の「あなたにとってサンドウィッチとは?」という問いかけも、テーマの奥行きを感じさせます。
多彩な書き手による連載陣も健在
特集に加えて、おなじみの連載も掲載されています。作家・町田康さんの「食にかまけず」、写真家・長野陽一さんの「あま、から」、料理研究家・冷水希三子さんの「からから料理帖」が並びます。マスターソムリエ・岡昌治さんの「日本ワイン、ようわからん」、フードコラムニスト・門上武司さんの「関西『揚げもん』研究所」、ミルクボーイ・駒場孝さんの「こまから手帖」なども収録されています。文学、写真、料理、ワイン、お笑いと、書き手の顔ぶれは多彩です。
価格と入手方法
「あまから手帖」は毎月23日に発売される月刊誌で、30代後半から50代を中心に支持されています。価格は990円(予価)です。書店や駅売店、一部のコンビニエンスストアで販売されており、販売地域は関西全域と全国の一部主要都市です。秋の行楽や休日のランチ選びに、手元に置いておきたい一冊です。
出典:Daigasグループ