株式会社Uravation(本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 傑)は、資料「生成AI 料金・プラン早見表 2026年10月版」を自社サイトで無料公開しています。ChatGPT、Claude、Gemini(Google)、Microsoft 365 Copilotの4サービスについて、個人・チーム・法人の各プランの料金と条件を横に並べた内容です。形式は横型35ページのPDFで、Excelが同梱されています。掲載している価格と条件は、2026年10月1日に各社の公式の料金ページに表示されていた文言をそのまま写したもので、推測や通貨の換算は入れていないとしています。
同社によると、生成AIの導入相談で最初につまずくのは、機能の違いよりも料金の表の読み方です。年払いと月払い、標準シートとプレミアムシート、税込みと税抜き、円建てと米ドル建て。サービスごとに表の作りが異なるため、横に並べないと比べられません。稟議の場でも、止まる原因は金額そのものより「根拠の日付がない」「税込みと税抜きが混ざる」「人数の前提が書いていない」の3つだと資料では整理しています。今回の早見表は、同社が相談の場で使っているものを1冊にまとめたものです。

4サービスを「個人・チーム・法人」の3段で整理
第1章から第4章では、ChatGPT、Claude、Gemini(法人は Google Workspace)、Microsoft 365 Copilotの順に、個人向けと法人向けのプランを、プラン別の月額、主な違い、入力内容の学習への利用という観点で整理しています。4サービスはいずれも「個人」「チーム」「法人(Enterprise)」の3段で構成されており、段が上がるほど、SSO・一括請求・利用状況の分析といった管理機能や、入力内容を学習に使わない設定が標準になります。資料では、価格は同じ段どうしで比べ、個人プランと法人プランの月額を直接比べないという読み方を示しています。各章には、2026年10月1日に撮影した各社料金ページの実画面が合計8枚掲載されています。
法人向けの入口プランを1枚に
第5章では、各サービスで「法人として最初に契約する」段にあたるChatGPT Business、Claude Team、Google Workspace Business Starter、Microsoft 365 Copilot Businessを1枚の表に並べています。月額の桁は近くても、サービスごとに次の点が異なります。
- 通貨:円建ての表示と米ドル建ての表示がある
- 税の扱い:税込みの表示、税抜きの表示、料金ページに明記のない表示がある
- 課金の条件:年払いと月払いで1名あたりの月額が変わる
- 人数の条件:プランごとに最小人数や上限人数が決まっている
- 学習への利用:公式ページに「既定で使わない」と明記のあるプランと、料金ページに記載のないプランがある
資料では、通貨・税・年払いか月払いか・最小人数の4点をそろえてから金額を比べるとしています。

人数と用途で選ぶ3つの場面と、稟議までの4ステップ
プラン選びは人数と用途でほぼ決まるとして、資料では3つの場面ごとの進め方を示しています。
- 数名で試す場面:法人プランの最小人数で始め、試す業務と期間を決めて記録する
- 部門で使う場面:SSOと一括請求のある法人プランを選び、利用状況を見て席の過不足を確かめる
- 全社で使う場面:Enterpriseか既存の基盤への追加を検討し、監査ログやデータの保持の条件を確かめる
稟議に出すまでの流れは、人数と用途を1行で書く、候補を2つに絞る、年額を試算する、契約前の10項目を確かめる、の4ステップです。段を飛ばして全社契約から始めると使われない席が増えるため、まず最小人数で始め、使われた分だけ席を足す進め方を勧めています。

年額試算シートと稟議書の書き方、契約前の10項目
付属のExcelは、黄色のセルに人数を入れると、法人向け各プランの月額合計と年額合計が算出される試算シートです。単価は資料と同じ2026年10月1日の表示額で、課金の条件(年払い・月払い)、税の表示(税込み・税抜き・記載なし)、確認した公式ページを列として残しています。記入例は20名で、価格が変わった場合は単価を直せば年額が更新されます。
資料では、月額の一番安い数字だけを書いた稟議と、材料がそろった稟議を並べて比較しています。「月額3,050円のプランを導入したい」とだけ書くと、人数、年額、税、いつの価格かという決裁者の最初の質問で止まってしまいます。そこで「20名・年額732,000円(年額課金)」のように、年額・人数・課金の条件・税・確認した日とURLの5点をそろえて書く形を勧めています(金額は資料の記入例で、2026年10月1日の表示額にもとづくもの)。さらに、料金ページの数字だけでは決まらない条件を10項目にまとめています。
- 料金と契約の条件:年払いと月払いの額の差、最小人数と上限人数、途中で席を足せるか・減らせるか、解約・返金の条件と期限、通貨と税の扱い
- データと管理の条件:入力内容を学習に使わない設定が既定か、SSO・MFA・SCIMなどが自社の要件に合うか、データの保存先と保持期間、監査ログと利用状況の分析、請求書払いができるか
このうち最小人数、途中追加、学習への利用の3つは、必ず書面で確かめる項目と位置づけられています。

価格表示の注意点と入手方法
資料の数字は2026年10月1日時点の公式ページの表示で、各社とも価格やプラン構成は予告なく変わります。同社は、稟議や社内の比較表には資料の表を写すのではなく、契約の直前に公式ページを開き、確認した当日の表示と日付、URLを書くよう求めています。大企業向けプランの個別見積もりの額など、公式ページで確認できなかった項目は掲載していません。代表の佐藤 傑氏は、同じ段のプランどうしで通貨・税・課金の条件・人数をそろえ、確認した日付とURLを添えるだけで稟議の料金の欄は止まりにくくなるとしたうえで、この資料で候補を2つに絞り、契約直前に公式ページで最新の表示を確かめてほしいとコメントしています。
想定する読者は、情シスやDX推進でどのプランを契約するか決める立場の人、部門で生成AIを使い始めたい部門長・リーダー、稟議書に料金の根拠(年額・人数・条件・確認日)を書く必要がある人です。ダウンロードページのフォームから申し込むと、その場でダウンロードボタンが表示され、同じURLがメールでも届きます(URLの有効期限は7日間)。費用はかからず、ファイルサイズはPDFとExcelの合計で約6.8MBです。同じダウンロードページの一覧からは、「生成AI導入 稟議書テンプレート」や「生成AI社内利用ガイドライン 規程テンプレート」も利用できます。なお、本資料は同社が独自に作成したもので、各サービスの提供各社が提供・監修するものではありません。