<新訳>ガリア戦記

ページ数が割とありますが足早に読んでしまった。

ユリウス・カエサルによるガリア遠征7年の記録で、ひたすら戦闘です。本当に飽きるくらい戦闘の話です。
移動手段が己の脚か馬の時代にあれだけ広範囲の遠征を行い、ヨーロッパをほぼ平定するに至るって。
かなりの運の良さもさることながら、多くの優秀な仲間にも恵まれたのではないかと思う。

”ブリタンニー人はすべて、タイセイ草で身体を青く染めている”など各地の民族の特徴なども記されている。
はしがきにて”この時代の歴史資料としても読める”と書いてある通り、重要な書物だと感じました。

※私が読んだ単行本版ではなく普及版のリンクを載せておきます