
大阪・関西万博の光のインスタレーションが部門最高賞に
株式会社ルーセントデザイン(本社:東京・中央区銀座、代表:松尾高弘)が手がけた大阪・関西万博のインスタレーション作品「K.L.V」(キネティック・ライト・ビジョン)が、国際的なデザイン賞「Red Dot Design Award 2026」のデザインコンセプト部門で、部門最高賞の「Red Dot: Best of the Best」に選ばれました。
- 作品名:「K.L.V」(キネティック・ライト・ビジョン)
- 受賞名:Red Dot Design Award 2026 Design Concept 部門 Best of the Best
この作品はすでに、「日本空間デザイン賞2025」エンターテインメント空間部門で金賞、イタリアの「A’ Design Award & Competition 2026」でゴールド賞を受賞するなど、国内外のデザイン賞で多くの評価を得てきました。今回の受賞により、国際的なデザイン評価での実績がさらに加わりました。

光・動き・映像が連動する「K.L.V」の仕組み
「K.L.V」は、450個の発光球体、フルカラーLED、空間映像で構成された光のインスタレーションです。2025年大阪・関西万博に向けてLUCENTが企画開発から制作までを担当し、光とモーション、映像が連動するダイナミックな空間体験を生み出しました。世代や文化的背景の違いを超えて、鑑賞者の感情や感覚に働きかける作品に仕上がっています。
直径0.27mmのワイヤーと照射角0.2度のスポットライト
半透明のアクリル球体は直径0.27mmの極細ワイヤーで吊られており、高精度なモーター制御によって上下に動きます。各球体の真下からは、専用に開発された超挟角フルカラーLEDスポットライト(照射角0.2度)が光を当てます。この組み合わせにより、球体が滑らかに浮遊しながら光る視覚体験と、多彩な形状・現象・色彩を表現できる独自の光の装置を実現しました。
クライアントは滋賀県、プロジェクトマネジメントは株式会社TOPPAN、プロデュースは株式会社トータルメディア開発研究所が担当しています。映像ディレクションと「K.L.V」の開発・制作は松尾高弘氏(LUCENT)、メインショー映像は岡太地氏(ドラマメイカーズ株式会社)が手がけ、写真はLUCENTによるものです。

Red Dot Design Awardと受賞者のプロフィール
Red Dot Design Awardはドイツで創設された世界有数のデザイン賞で、プロダクトデザイン、ブランド&コミュニケーションデザイン、デザインコンセプトの3部門について、世界各国のデザイン専門家が審査します。受賞作品に与えられる「Red Dot」の称号は、優れたデザイン品質の証として国際的に広く知られています。今回の「Red Dot: Best of the Best」は、革新性や創造性が高く評価され、各カテゴリーで最も優れた作品に贈られるアワードです。
松尾高弘氏は、アーティストであり、株式会社ルーセントデザインの代表、EMISSIONディレクターでもあります。自然現象や光のふるまいに潜む法則を探り、光を素材として想像力に訴えるエモーショナルな作品を制作してきました。大規模なライトインスタレーション、映像、キネティックアート、光の現象など多様な手法で、光・物質・動き・時間の関係をとらえた空間アートを展開し、最先端の空間アート、デザイン、ライティングの分野で国内外から高い評価を受けています。
LUCENT(株式会社ルーセントデザイン)は、映像、照明、音楽、オブジェクト、インタラクションを融合させた光のインスタレーションを軸に、美的表現による多彩な空間や独自のテクノロジーを用いたアートワークなど、革新的でクリエイティブな光の空間を手がけています。