東京都府中市の株式会社Cylbrailleは、視覚障害の有無にかかわらず推し活を楽しめるよう、触ってわかるコンテンツ「Embosual」(エンボジュアル)のプロジェクトを始動します。同社は、日本初の視覚障害者の推し活推進企業です。なお、「Embosual」は商標登録出願中です。
推し活市場の広がりと、触ってわかるグッズの少なさ
推し活のマーケットは、ここ最近で急速に規模を拡大しています。一方で、視覚に障害がある場合、晴眼者と同じスピードで推し活をするのはなかなか難しいのが現状です。
また現状では、触ってわかるようなグッズや商品の数も乏しい状況です。Cylbrailleはこうした状況を受け、推し活の対象となる分野で、触ってわかるコンテンツの制作を促す取り組みの一環として、Embosualプロジェクトを推進していきます。
特許出願中の加工方法で、多様な商品展開を目指す
Embosualで実現される加工方法は、現在特許出願中です。同社はこの加工方法によって多種多様な商品を展開できるよう、各方面へ働きかけていく方針です。特許出願に関する発表は、後日あらためて行う予定とされています。
今後は様々な企業でEmbosual商品が展開されることで、視覚に障害があっても推しの商品を手に取り、その内容がわかる社会を目指すとしています。
商標登録を出願した理由
これまでにも、デザインの一部をエンボス化した商品は存在していました。ただし、それはあくまでデザインの一部にとどまるもので、視覚障害者への配慮とは別物だと同社は位置づけています。
そこで、Embosualの商標を使うことが、視覚の障害の有無に関係なく推し活を楽しめるコンテンツであることの証明になるという観点から、商標登録の出願に至ったといいます。
株式会社Cylbrailleについて
Cylbrailleは2025年10月に設立された企業で、点訳作品の企画・制作・編集・出版・販売のほか、点字の普及活動も手がけています。
- 会社名:株式会社Cylbraille(英語表記:Cylbraille Japan Co.,Ltd.)
- 設立:2025年10月
- 所在地:東京都府中市宮西町2-8-2
- 代表取締役:渕上 有希
- 事業内容:点訳作品の企画・制作・編集・出版・販売、点字の普及&活動
- Instagram:@cylbraille
- 問い合わせ:会社WEB上のお問い合わせフォームから受け付け