扶桑社は、ショートショート・ミステリー・クイズ『1分間ミステリー』シリーズの最新刊『1分間ミステリー 名探偵フォードニー教授からの挑戦状』を、2026年11月4日(水)に発売します。1話をわずか1分で読めるのが特徴で、トリックとウィットに富んだ本格的な謎解きを収録しています。日本でも大好評を得てきたシリーズの最新刊です。

黄金時代のアメリカで人気を集めた名探偵、フォードニー教授
本書の主役は、本格ミステリー黄金時代のアメリカで大衆に絶大な知名度を誇った名探偵、フォードニー教授です。教授は、全米百誌以上の新聞に掲載された〈1分間ミステリー〉で、難事件を次々と鮮やかに解決してきました。
たとえばある事件では、散弾銃で自分を撃って死んだように見える遺体が見つかります。ところがフォードニー教授は、これを瞬く間に他殺だと見抜きます。では、なぜ他殺だとわかったのでしょうか。

2~3ページの短編で観察力と推理力を試す
1話は2~3ページほどで、1分間で読める分量です。短い物語の中で読者の観察力と推理力が試される、謎解きクイズの決定版と位置づけられています。
各話には一筋縄ではいかない事件が隠されており、それをひとつずつ解き明かしていく構成です。真相は数ページ先に掲載されているため、テンポよく読み進められます。
著者からのメッセージ(抜粋)では、物語には事件の解決に必要な事実と手がかりがすべて書き込まれており、どの問いにも考えられる答えはひとつしかないと述べられています。収録作はどれも一分ほどで読めるもので、読者はフォードニー教授とまったく同じ条件で謎解きに取り組めます。著者はこれを、自分がどれだけ優れた探偵なのかを試し、友人と競うチャンスだとしています。

著者と訳者について
著者のH・A・リプリー(ハロルド・オースティン・リプリー、1896~1974)は、〈シカゴ・トリビューン〉紙のコラムニストとして活躍し、同紙で『1分間ミステリー』を連載しました。警察の捜査現場にも同行取材して内容を充実させ、作品は百をこえる新聞に掲載されて大好評を博しました。後年は、アルコール依存症の人びとの救済にも尽力しています。
翻訳を担当した小堀さとみ氏は、上智大学外国語学部英語学科卒。訳書には、リプリー『1分間ミステリー』(扶桑社海外文庫)や、レヴィンソン&リンク『突然の奈落』(共訳、扶桑社海外文庫)があります。
書誌情報
- タイトル:『1分間ミステリー 名探偵フォードニー教授からの挑戦状』
- 著者:H・A・リプリー
- 訳者:小堀さとみ
- 定価:935円(税込み)
- 発行:扶桑社
- 発売日:2026年11月4日(水)
- ISBN:978-4594103804
出典:株式会社扶桑社