シタフォードの秘密

前回読んだ著者の本はミス・マープルもの。
前々回も女性主人公で、今回も女性が主人公。そろそろポアロに会いたい。もちろんヘイスティングズにも。

シタフォード荘の持主であるトリヴェリアン大佐が何者かに殺される。
ほどなくして主人公の婚約者が逮捕された。婚約者の無実を信じる主人公。
彼女は独自に真犯人を追い求め調査を開始する。

降霊術によって死を予言された大佐が実際に死ぬ、というオカルティックな冒頭で一気に先が読めなくなりました。
解決よりもそれに至るまでの過程を楽しむ感じで読了。つまり思考を諦めたという次第でございます。