西日本鉄道㈱は、第31回「みんなの西鉄バス・電車絵画コンクール」の優秀作品を決定しました。2026年7月1日から9月6日まで作品を募集し、寄せられた587点(バス部門326点、電車部門261点)の中から、最優秀賞2点を含む計30点が選ばれています。最優秀賞の2作品は、それぞれラッピングバスのデザインと西鉄電車のヘッドマークのデザインに採用され、その車両が実際に運行します。
このコンクールは、子どもたちに西鉄バス・電車に親しみを持ってもらい、将来の夢やこれからの未来を表現する場をつくりたいという考えから開かれています。テーマは「みんなの西鉄バス・西鉄電車」です。「未来で乗ってみたい夢のバスや電車」や「大好きな運転士や車掌」などを描いた絵画を募集しました。応募できるのは、小学生、幼稚園児、保育園児、特別支援学校の小学部・幼稚部の児童または園児です。主催は西日本鉄道株式会社、後援は読売新聞西部本社、福岡市教育委員会、北九州市教育委員会、久留米市教育委員会です。

最優秀賞に輝いた2つの「未来の乗り物」
バス部門:川口 愛さん「地球から宇宙へ行くキラキラの西鉄バス」
バス部門の最優秀賞は、小学3年生の川口 愛(かわぐち あい)さんの作品です。川口さんは、宇宙飛行士だけでなく大人も子どもも、宇宙の観察や無重力の中を楽しんでほしいという思いで描いたそうです。惑星の色や形に注目し、青と紫を重ねてきれいな宇宙の色を表現しました。いつか、夢に見た地球から惑星へ行ける西鉄バスに乗って飛び立ちたいと話しています。
審査員は、宇宙を走るバスが色鮮やかに描かれている点を挙げました。はっきりとした力強い色を使いながらも、重ね塗りした部分がきれいな色を生み出していること、細かい部分まで丁寧に仕上げていることを高く評価しています。さらに、工夫されたバスのデザインについて、とても楽しい気持ちになれる作品だと講評しました。
電車部門:家藤 琉花さん「未来の銀河鉄道」
電車部門の最優秀賞は、小学5年生の家藤 琉花(いえふじ るか)さんの作品です。家藤さんは宮沢賢治さんの絵本『銀河鉄道の夜』が大好きで、その世界のような銀河の中を電車で旅できたら素敵だと考えて描きました。電車には空を飛ぶための翼をつけ、キラキラ輝く銀河の中を速く走って見えるよう、たくさんの色でスピード感を表しました。光と影の描写がとても難しかったと振り返っています。
審査員は、しっかりと描かれた車体に羽根が生えていることで、現実と不思議な世界が重なって見え、とても魅力的だと評価しました。カラフルな色使いの美しさに加え、空の空間や奥行きの表現の巧みさにも触れ、未来への希望を感じさせる素敵な作品だと講評しています。

ラッピングバスとヘッドマークのデザインに採用
川口さんの作品はラッピングバスのデザインに採用され、そのバスが2026年12月12日(土)から約1年間、福岡市内の路線バスとして運行します。車号は「竹下 2676」で、福浜~天神~博多駅~ららぽーと福岡(行先番号46・46L番)などの路線を走ります。車両点検などで運行しない日もあります。「西鉄バスナビ」アプリの「ついせき」機能で「2676」を入力すると、現在の運行情報を確認できます。
家藤さんの作品は西鉄電車のヘッドマークのデザインに採用され、そのヘッドマークを付けた電車が天神大牟田線を約3か月間走ります。詳細は次の通りです。
- 運行期間:2026年12月12日(土)から2027年3月31日(水)(予定)。年末年始を除き、検査などで運行しない日もあります。
- 運行路線:天神大牟田線
- 運行車両:3015号車・3016号車の6両

入賞作品の展示と表彰式
最優秀作品を含む入賞作品349点は、2026年10月27日(火)から11月1日(日)まで展示されます。表彰式は2026年10月31日(土)の14:00~15:00に、ソラリアプラザ1階ゼファ(福岡市中央区天神2丁目2-43)で開かれます。表彰を受けるのは、以下の賞の受賞者計30名です。
- 西日本鉄道賞(最優秀賞):2名
- 優秀賞:6名
- 審査員特別賞:18名
- 読売新聞西部本社賞:4名
同社は、このコンクールをはじめとする社会貢献活動を通じて、未来を担う子どもたちにときめきやわくわく、楽しさを届けていく方針です。企業メッセージ「まちに、夢を描こう。」に込めた思いを、こうした活動で形にしていくとしています。
出典:にしてつグループ