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なぜ優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか mitaina運営・I-House代表が新刊『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』

なぜ優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか mitaina運営・I-House代表が新刊『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』

株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区)は2026年10月30日、書籍『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』を刊行した。著者は株式会社I-Houseの代表取締役、石黒雅規氏。同社は都心の高級中古マンションに特化したメディア「mitaina」を運営している。同書では、都心の高級マンションを売る人に向けて、仲介と集客の構造を理解し、売却パートナーを見極め、物件の価値を正しく届けたうえで、最後は自分自身で後悔のない売却を決めるための判断基準と具体的な技術をまとめている。金融・経営・不動産の現場を経てきた著者ならではの、売主の視点に立った内容だ。

なぜ優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか mitaina運営・I-House代表が新刊『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』

「手数料の安さ」と「査定額の高さ」では見えないもの

都心のマンションを売却するとき、多くの売主は仲介手数料の安さや査定価格の高さで不動産会社を選ぶ。どちらも比べやすい数字だが、その物件を誰に、どう売るのかという販売戦略の質は、これらの数字だけでは判断できない。

売却は一般に、媒介契約を結んでレインズに登録し、ポータルサイトに掲載するところから始まる。しばらくして反響が弱ければ、「周辺の成約事例より坪単価が高いので、価格を下げましょう」と提案される。こうした活動は物件を市場に届けるために必要なものだが、多くの会社に共通する標準的な流れでもある。著者が問うのは値下げそのものではない。値下げの前に、必要な販売活動と検証をやりきったのか。その結果を、売主が納得できる形で説明されているのか。そこが曖昧なまま進めば、売主は自分の判断ではなく不動産会社の見方に沿って売却を進めることになる。実務を専門家に任せることと判断まで預けることはまったく意味が異なり、売却の主導権は最後まで売主が持つべきだというのが同書の立場だ。

なぜ優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか mitaina運営・I-House代表が新刊『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』

根拠で決める売却へ、二つの軸

同書が目指すのは、「なぜ、その価格なのか」を売主が自分の言葉で説明できるようになることだ。そのために仲介と集客の構造を解き明かし、二つの軸を具体的に示している。

誰に任せるか:売却パートナーを見極める

売却の成否は、誰と進めるかで大きく変わる。同書では、査定額の高さではなく、算出ロジックと販売戦略の解像度で会社と担当者を見極める方法を解説する。査定を7つの視点から読み解く方法や、専属専任媒介と一般媒介の使い分けを取り上げるほか、営業担当者の報酬設計から提案の背景を読む視点にも触れている。

どう届けるか:価値を編集し、指名買いを生む

高級マンションは、スペックだけでは本当の価値が伝わらない。そこで同書は、暮らしと資産性を言語化し、写真・動画・SNSで可視化して、検索だけでは出会えない富裕層にも届ける方法を示す。顕在需要と潜在需要の両方を狙う売却マーケティングを、一気通貫の7つの手順として紹介する。あわせて、思考停止の値下げを防ぐ価格調整の考え方も解説している。

なぜ優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか mitaina運営・I-House代表が新刊『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』

同書が考える「最高値」と本当の成功

同書でいう「最高値で売る」とは、根拠のない高値のまま買主を待ち続けることではない。物件固有の価値を見極め、その価値を最も高く評価する買主に、適切な情報と文脈で届ける。そうすることで、市場から最良の価格と条件を引き出すことを指す。最終章では、売却の成否を次の4つで考える。

  • その物件の価値を最も高く評価する買主に届け、最良の価格と条件を引き出せたか
  • 必要な時期に現金化でき、要した時間と機会損失は価格に見合っていたか
  • 税金や諸費用、保有コストを差し引いたあと、実際にいくら手元に残ったか
  • その資金で、住み替え、事業、投資、家族との暮らしに、どれだけ新しい選択肢を生み出せたか

5年後、10年後に振り返って、価格だけでなくその後の人生まで含めて最善の売却を選んだと肚の底から納得できること。同書はそれを最高値と呼び、売却における本当の成功と位置づけている。

章立て・読者限定特典・著者プロフィール

同書の構成は、序章「【盲点】なぜ、優秀な人ほど数億円の資産売却で判断を誤るのか?」、第1章「【仲介の構造】売却に潜む同質化、利益相反、情報格差のメカニズム」、第2章「【集客の構造】売却価格と納得感を両立させる方法」、第3章「【戦略】成否を決める売却パートナーの見極め方」、第4章「【実践】価値を編集して富裕層の指名買いを生み出す売却マーケティング」、第5章「【意思決定】『本当の成功』は最高値の向こう側にある」。読者限定特典として「不動産会社への厳選質問リスト全17問」が付く。本文で紹介した「不動産会社に確認すべき質問」を17問に厳選し、依頼前(戦略・査定)、販売中(検証・改善)、価格調整の前、出口・条件交渉の4つのフェーズに分けたものだ。売却の各段階で、そのまま不動産会社への問いとして使える。

出版社は、主な読者として次のような人を挙げている。

  • 都心に高級マンションを所有し、売却や住み替えを考えている方
  • 売り出しているものの反響が弱く、不動産会社から値下げを提案されている方
  • 仲介手数料や査定額のほかに、不動産会社を選ぶ基準を持ちたい方
  • 経営や投資の判断には慣れているが、不動産の売却は初めてという方
  • 売却価格だけでなく、税金、手残り、その先の資産戦略まで含めて考えたい方

著者の石黒雅規氏は、慶應義塾大学経済学部を卒業後、American Universityで経済学修士課程、Columbia Universityで統計学修士課程を修了した。学生時代にワシントンD.C.の日本大使館経済班でインターンを経験し、20代はJPモルガン証券で投資銀行業務などに従事した。30代は代表取締役として中小企業の経営に携わり、2016年に株式会社I-Houseを設立して代表取締役に就任する。事業提携の解消で売上の大半を失う危機を乗り越え、2020年10月に不動産業界へ参入し、「mitaina」を立ち上げた。2026年10月現在、同メディアの月間利用者数は約15万人、SNSの合計フォロワー数は15万人超となっている。

  • 書名:『都心の高級マンションを最高値で売却する技術』
  • 著者:石黒雅規
  • 定価:1,980円(本体1,800円+税10%)
  • 体裁:四六判/240ページ
  • ISBN:978-4-295-41274-8
  • 発行:株式会社クロスメディア・パブリッシング(クロスメディアグループ株式会社)
  • 発売:株式会社インプレス
  • 発売日:2026年10月30日

出典:クロスメディアグループ株式会社

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