2023年7月読書メーターまとめ

7月の読書メーター
読んだ本の数:33
読んだページ数:9639
ナイス数:171

夢をかなえるゾウ1夢をかなえるゾウ1感想
家の近くに本屋さんがまだあった頃、書店ランキング1位だったこの本を買ったのは確か15年前ぐらい。自分はこのままでいいのだろうかと思い悩んでいた時期で、進みたいと思っている道へそっと後押ししてくれた本だと記憶しています。読み終わったあとに希望に満ち溢れ感動してた自分。あれから15年経って何か変わったかと言うとなんにも変わらん。これはガネーシャに怒られるかもしれない。でも改めて再読してみると以前とは違う感覚で読めている気がする。続編もあるようですが、この始まりの本すら活かせてないので読むのをためらってしまう。
読了日:07月31日 著者:水野 敬也
本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP文芸文庫)本の読み方 スロー・リーディングの実践 (PHP文芸文庫)感想
スロー・リーディング。アンチ速読だろうかと思うのは私だけではないはず。序盤、やはりそうかと感じるところもありました。しかし、本の内容を理解し深く考え、誤読でもそれを楽しみに変え、いつかまた同じ本を再読したときに自身の成長や進化を感じ取る。読書の喜びを得るための読み方指南と考えれば、ただの速読に対するアンチではないかもしれないと私は感じました。作者の意図を考えながら、そして文章の書き方に注意しながら読むというのはきっと疲れる。けれどそれを繰り返していくうちに自分なりの速い読書も実現できるのではないだろうか。
読了日:07月30日 著者:平野 啓一郎
1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK2〈7月‐9月〉前編 (新潮文庫)感想
”彼ら”が主人公ふたりに少しずつ近づく。多分まだいろんなことが伏せられたままだけど、得体のしれない大きな力がふたりを包もうとしているのをひしひしと感じる。どこかでふたりは交わるのだろう。その瞬間がいまからとても楽しみでしょうがありません。こういうじわじわと首を締められるようなストーリーの作品は今まで出会ったことがなかったように思える。さらには小説の中にでてくる小さな短編にも心奪われそうになった。ここでようやく半分。あと半分しかないと思うとなんだか寂しい気持ちもある。それでは不穏な空気を感じながら次の巻へ。
読了日:07月29日 著者:村上 春樹
腸活先生が教える病気を遠ざける食事術 炭水化物は冷まして食べなさい。腸活先生が教える病気を遠ざける食事術 炭水化物は冷まして食べなさい。感想
糖質制限ダイエットを試そうと考える場合、通常は主食を減らしていきますよね。そうすると好きな白米も麺類も食べたいけれど減らさざるを得なくなる。それだとバランスが悪いのではないかと私は思う。PFCバランスという面でいうと、Cすなわちカーボ(炭水化物)の割合は概ね60%ぐらい。食事の半分以上は炭水化物で摂るという考えだ。やはり制限するのは違うと思う。摂り方を工夫すればいいのだと私は考える。この本を読めば炭水化物とくに主食でとるような食材も工夫次第で悪い部分を極力少なくして摂取できるという考えを学ぶことが出来る。
読了日:07月28日 著者:笠岡 誠一
炭水化物を食べてもやせる! レジスタントスターチ式ダイエット炭水化物を食べてもやせる! レジスタントスターチ式ダイエット感想
いくつかの書籍で目にしていたレジスタントスターチについてもう少しお勉強。昔から白米好きの私。炊きたてが好きなのかというとそうでもなく、弁当の冷えた白米とか冷めたおにぎりとか混ぜご飯系も冷えたやつが好きだったりする。ただ最近はレンジで温めて食べることが多くなって、昔よりも冷えた白米を食べなくなった。もしかしたらという期待が高まる。内容としてはレジスタントスターチの概要と、食生活への取り入れ方が十分に紹介されている。ダイエット以外にも効果ありとの記述がありますが、万人に効果が期待できるかどうかはわからない。
読了日:07月27日 著者:
医師がすすめる 少食ライフ医師がすすめる 少食ライフ感想
食べすぎない生活をすると体調がよくなる話。個人的に一日12時間ぐらい固形物をとらない生活というのをここひと月程実践してきました。それでまあまあ体調が良くなった気がする。このプチ断食みたいなことで体にどんな変化が起きているのか情報が欲しくなり、それっぽい本を探していたらこの本が目についた。タイトルはそれっぽい。リーキーガット、レジスタントスターチについていい情報が得られた。しかし後半は食に関する話が少なかったような気がする。もしかしたら少食の話をメインにした、少食&ライフの本という位置づけなのかもしれない。
読了日:07月26日 著者:石黒 成治
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉後編 (新潮文庫)感想
だいぶSFじみてきたなと感じる巻。呼び名にピープルと付けばそれがなにかの集団であるかのように思えてしまう。でも実際には違うかもしれない。文字だけでなんとかピープルさんを表現しているわけだから読者の数だけ姿かたちが違うはず。そして意図せずとんでもないものが誰かの頭の中で生まれているかもしれない。すわ、この物語は登場人物のうち誰かの妄想とか夢でしたっていう話になるのではと不安に思えてきた。夢と現実の区別なんてどこでつけるんだろう。そんなことまで考え始めてなにかがおかしい。それもすべてあの月のせいかもしれない。
読了日:07月25日 著者:村上 春樹
読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊読書大全 世界のビジネスリーダーが読んでいる経済・哲学・歴史・科学200冊感想
著者がお気に入りの200冊をただ紹介するだけの本だと思っていたのに予想を裏切られました。文学などのフィクションは割愛されておりますが、執筆時点で紹介可能な名著200選。世界のビジネスリーダーが読んでいるかどうかはさておき、たとえその方面を目指している方でなくても素晴らしい本との出会いが得られる一冊だと感じます。第1部では”人類の知の進化”の流れをたどる。流れをたどることで名著をさらに深く理解できるはず。その流れを踏まえた上で第2部の”人類の歴史に残る200冊”を巡っていく。選書も古典に偏っておらず好感触。
読了日:07月24日 著者:堀内 勉
1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)1Q84 BOOK1〈4月‐6月〉前編 (新潮文庫)感想
なんかエッチいなと感じるのは野暮でしょうかすみません。以前にそう感じた本があったな。ノルウェイの森だ!これを読み終わったらまた読んでみたいな。内容忘れてるから。本書はつい先日読んだ「高校生からの読書大全」の最後に紹介されていた本。姉から借りてずっと積読でしたが、おかげでやっと読む気になりました。前述の読書大全で少しネタバレを受けており若干読書意欲が薄れておりますが、しっかりと面白いです。続きが気になるし、先にジョージ・オーウェルの1984年も読んでおきたかった。ハゲ・ピープルに光明を与えるであろう良き書。
読了日:07月23日 著者:村上 春樹
自由論 (光文社古典新訳文庫)自由論 (光文社古典新訳文庫)感想
読みながら漠然と昨今のSNSの現状に思いを巡らせていました。仲正昌樹氏の本書解説にもそのような記述が。反論するにしてもやはりつとめて穏やかなことが望ましいと思う。他人に迷惑をかけない範囲で個人の自由が許容される。ほんとそうだよなと。文章を読んでは戻り自分なりに解読してまた進む、という疲れる読書ではありましたが出会えてよかった本です。内容をきちんと理解しているかどうか怪しいところですが、自分の価値観に影響を与えるような内容だと感じました。本書の良さをうまく伝えたくて感想をあれこれ考えましたがこれが私の限界。
読了日:07月22日 著者:ジョン・スチュアート ミル
あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫)あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。 (スターツ出版文庫)感想
一気にするする読んでしまった。まるで一夜の夢の中のできごとのように儚く過ぎ去ってしまいました。映画のほうも気になるところです。タイトルと本書の表紙絵を見て、夏の青春小説だろうなと思いながら読み始めました。夏なのは間違ってなかった。読んだあとに表紙を見返すとね、少女が一人で立っているんですよね。花を手に持って。なんだか私、ストーリーを頭の中で振り返りながら感慨にふけってしまいましたよ。登場人物にやさしい人が多いのが印象的。付け加えるなら著者もやさしい。著者の他作品も表紙から学生ものが多いように見受けられる。
読了日:07月21日 著者:汐見夏衛
この人を見よ (光文社古典新訳文庫)この人を見よ (光文社古典新訳文庫)感想
意を決してニーチェに触れる。触れたのがニーチェ最後の自伝。少しぐらいは理解できるだろうと高をくくっておりましたが、日本語に訳された文章を読んでいるのに理解不能。作品の生まれた時代、彼に影響を与えたものたち、それらの知識なしでは読み解くことはできないのではないかと感じた。著者の「ツァラトゥストラ」も読んでみたい書のひとつですが、今の自分のまま突撃しても撃沈する可能性が一気に高まりました。先日読んだショーペンハウアーの書籍のほうがまだ易しかったかもしれない。頭が疲れた。けどまた彼の書籍に挑戦したいと思います。
読了日:07月21日 著者:フリードリヒ ニーチェ
人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている感想
本の表紙だけ見ると怪しさを感じます。そこは一旦置いて読み進めましたところ、私にとっては読んで良かったという内容。自分がだいぶ認知バイアスに翻弄されているという事実を知ることができました。直感に従う前に一旦立ち止まり思慮深く動くような意識をもちたいですが、意識的にできるかどうか不安なところであります。読み進めるにつれ、人間の心理を学ぶということがこれからの社会人にとって大きな支えになるのではと強く思えるようになりました。この本との出会いで認知バイアスに興味を持てたので、もう少し知識を広げてみたいと思います。
読了日:07月20日 著者:ふろむだ
新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる新しい腸の教科書 健康なカラダは、すべて腸から始まる感想
腸内環境を良くすると体調が良くなる。そんな情報をいくつかの本で見て、腸に関する良き本を探して回っております。第1章は腸と腸内細菌の基礎知識。腸の仕組みを図を交えて解説。勉強になったのは腸内細菌の種類。思った以上にさまざま種類があった。第2章は腸の中で起きていることをもう少し深掘りして解説。後半の章はどんな食物を選べば良いか、どんな生活を送れば良いかという感じの話。すべてを参考にするわけではないのですが、発酵食品・水溶性食物繊維・オリゴ糖・良質の油を積極的に摂る食生活にして自分の体調の変化を観察してみます。
読了日:07月19日 著者:江田証
象は鼻が長い ―日本文法入門 (三上章著作集)象は鼻が長い ―日本文法入門 (三上章著作集)感想
もしかしてこの本、日本語文法を教える立場の方か学者さん向けに書かれているのでは。他書で紹介されていたのを見て図書館で借りてきましたが、この本と渡り合える力を私はまったく持っていませんでした。説明対象の部分をわかりやすくするためかカタカナ表記が多く使われていたり、”こと”なども”koto”のようにアルファベット表記されている箇所もあります。慣れないと読みづらい。それでも苦しみながら食い下がって読み進めるとふと、わかったような気がしてくる。たまには脳にまったくわからないという刺激を与えるのもいいかもしれない。
読了日:07月18日 著者:三上章
生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)生物と無生物のあいだ (講談社現代新書)感想
ウイルスは何の代謝も行わないが自己複製能力を持つ、生物と無生物のあいだの存在。なにそれすごい。ふと思い浮かんだのは、映画マトリックスに出てくる敵方の存在、エージェント・スミス。正直ウイルスのことよくわからなかったので、知れてよかった。その後も遺伝子・DNA、原子の話と続いていくが頭が追いつかない。読みながらサイモン・シン著の「フェルマーの最終定理」を思い出す。こういうの何て言うんでしょう?ドキュメンタリー?著者の回想をはさみながら、話は動的平衡へと向かう。なんだろう、とんでもない本を読んだ気がしています。
読了日:07月18日 著者:福岡 伸一
齋藤孝先生が選ぶ 高校生からの読書大全齋藤孝先生が選ぶ 高校生からの読書大全感想
著者が読者に出会ってほしい本15ジャンル・180冊。見開きで一冊づつ紹介。内容をわかりやすく説明してくれているので、自分に合った書を選びやすくなっていると思います。2022年末に刊行された本書。高校教育の変革により学ぶチャンスを失った高校生に向けての本、とおわりに書かれておりました。対象者は高校生を含めて幅広く、学ぶ人すべてだと私は感じました。古典かそれに近い書籍ばかりだと思いますので、図書館を利用して読むこともできるかもしれません。著者のように”マイ古典”を人に伝えられるような読書家に私もなってみたい。
読了日:07月17日 著者:齋藤 孝
「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック「技術書」の読書術 達人が教える選び方・読み方・情報発信&共有のコツとテクニック感想
IT系の本をたまに読むのですが、途中で投げ出すことが多々ある。もったいないなと感じていましたので、少しでも血肉にする方法が見つけられますようにと読み始めました。結果的に、技術書だけにとどまらず他ジャンルの書籍にも十分応用できる内容で私はとても満足です。本書は、本を探す→本を読む→アウトプットするの順番で構成されています。情報量は、本を読む>本を探す>アウトプットする、の順。著者は2名で、両名とも別の書籍でお世話になった方でした。読書の記録・アウトプットは他の読書本でも言われる通りやはり良さそうだと再認識。
読了日:07月16日 著者:IPUSIRON,増井 敏克
君と夏が、鉄塔の上 (ディスカヴァー文庫)君と夏が、鉄塔の上 (ディスカヴァー文庫)感想
読み終わって夏が終わってしまった気分になっている。でもまだ七月なかば。まだまだ夏。今年の夏は思い出作れるかな心配だな。読みながらふと、己の中学3年最後の夏休みと比較してみようかとなった。でも、記憶が見つからないのおかしいの。あぁ・・忘れられた私の中学最後の夏。いらない記憶だったから、ロケットえんぴつみたいに押し出されて何処かへ行ってしまったのかなあ。夏をこれからいくつ越えていくかわかりませんが、これから先いい思い出が作れたら大事に大事に忘れないようにしたい。夏が来れば思い出す♪でもいいかな。夏っていいな。
読了日:07月15日 著者:賽助
自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス自分を操り、不安をなくす究極のマインドフルネス感想
不安・心配・恐怖、そういったネガティブな感情も考え方次第でプラスに変えられる。マインドフルネスと見るとパッと瞑想が思い浮かぶのですが、瞑想についてだけでなく心を平穏に保ち人生を豊かにする考え方や方法を知ることができます。歳を重ねたおかげか、不安や恐怖にとらわれることが少なくなった。若かりし頃に抱えていた不安や恐怖が今では何でもないようなことに思える。なんとか解決というか乗り越えたけれど、苦しかったときに本書みたいなものに出会えていたらよかった。続けている読書にも、不安を振り払うような効果があったらいいな。
読了日:07月14日 著者:メンタリストDaiGo
日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)日本人のための日本語文法入門 (講談社現代新書)感想
国語の勉強をはじめ、色々な勉強をあきらめて今日に至る私。日本人としてせめて日本語の基本だけは知っておきたい。読み始めてすぐ、学校文法と日本語文法には違いがあると書いてあったが理解しきれていない。それだけじゃなく色々と理解が追いつかないまま読み終わってしまった。そもそも学校文法すら理解していない自分に気づく。動詞・名詞・形容詞なんて文字を見ると頭が痛くなる私でも、「アレ?ちょっとおもしろいかも?」と感じれた部分はあったので少しホッとしている。日本語から外国語を学ぶという発想を知ることができたのが収穫でした。
読了日:07月13日 著者:原沢 伊都夫
読書について (光文社古典新訳文庫)読書について (光文社古典新訳文庫)感想
説教されてぐうの音も出ないとともに、自分の未熟さを痛感する。自分をヨイショしてくれるような本はこの世にあまたある。ですが、自分を打ちのめしに来てくれる本はそうそうないんじゃないか、そう思いました。そもそも著者は己のたどり着いた答えを述べているだけで、打ちのめそうだなんて考えてないかもしれないけれど。自分の中にある思いを練り上げて形にする素晴らしさとついて回る責任。ただ読書をして知識の劣化コピー版を垂れ流す者に成り下がらないようにせねばと心に誓いつつも、数日日が経てば元の木阿弥になった自分を想像してしまう。
読了日:07月12日 著者:アルトゥール ショーペンハウアー
速読勉強術 (PHP文庫)速読勉強術 (PHP文庫)感想
”どんな本でも大量に読める「速読」の本”の著者。タイトルから見て似たような内容ではないか?と思い、今回のこの本をkindle unlimitedで読んでみました。読みはじめてから気づいたことが一点。それは、いわゆる読書を速くする方法の紹介ではないかも?という点。資格試験や学習のための早読み法?たぶんおそらくそんな感じ。理解を深めるために反復して学習する際、著者の紹介する方法でやればより効率的に学習効果を得られるのではないか、という提案。学習を始める前段階での勉強の目的作りは効果的かも知れないと感じました。
読了日:07月11日 著者:宇都出 雅巳
科学者たちが語る食欲科学者たちが語る食欲感想
タンパク質と食欲、その関連性。3大栄養素のひとつであるタンパク質の摂取量がヒトを含む生物の食事にどんな影響を与えているのかを科学者の実験結果をもとに伝える。合間合間に科学者の苦労話がちょいちょい入る。ダイエット志願者がタイトルに引かれて読むと少し戸惑うかも知れない。そういうダイエットに近しい話も書いてはいますが、そこまでページは割かれていないように感じる。生物が必要とする栄養素の多くの知識と、ヒトが生み出したヒトの食を狂わせるモノの話は読んで損はないかもしれません。私にはちと情報量が多くて、お腹いっぱい。
読了日:07月10日 著者:デイヴィッド・ローベンハイマー,スティーヴン・J・シンプソン
死ぬほど読めて忘れない高速読書死ぬほど読めて忘れない高速読書感想
読書は自己成長への近道。著者は自分のためだけに読書をしているのではなく、得られた知識や体験を他者に伝えることで共によりよい人生を構築していこうとしている、そんな気がしました。第1章は高速読書の効能あれやこれ。高速読書のやり方を早く知りたいという方はやきもきするかも。第2章が高速読書のやり方・考え方の具体的な話です。第3章はアウトプットの話、最後は人生と読書の結びつきの話と流れていく感じです。アウトプットのやり方は人によっては合わないかもしれませんが、速く読むエッセンスをたくさん知れて私にはピッタリでした。
読了日:07月09日 著者:上岡正明
最高のパフォーマンスを実現する超健康法最高のパフォーマンスを実現する超健康法感想
DaiGo氏の本は執筆時点での研究結果などを提示し説明をしてくれているので抵抗を感じずに情報を吸収できる。また、エビデンスが弱いときなどには補足したり注意点などを伝えてくれる。本書は”健康法”について。食事関連がメインの印象ですが、運動や生活習慣についても語られています。食の改善が私の急務なので積極的に試していきたい。誰しもが夢や目標に向かって日々活動していると思う。私はそんな活動の土台に健康がある、とこの年齢になってようやく気づいた気がする。本書などを参考に、確固たる土台を多くの人が掴んでほしいと願う。
読了日:07月08日 著者:メンタリストDaiGo
腸内細菌が家出する日腸内細菌が家出する日感想
著者の「脳はバカ、腸は賢い」を読んでみたいが、まずはkindle unlimited対象のこの本を読んでみました。腸内細菌と人間との関係性の話は中盤に多い感じ。前半は寄生虫と宿主の話がメイン、後半は共生バランスの話がメイン、と私は解釈した。腸内環境を良くするための食物などの紹介はありましたが、少しだけだった印象です。生物と細菌・寄生虫の関係、さまざまな病との関連性、ちいさな目に見えぬ細菌や寄生虫の底しれぬ力を専門家が伝える。便を見れば腸内環境の状態を知ることができるんじゃないかという取っ掛かりを得られた。
読了日:07月07日 著者:藤田 紘一郎
火車 (新潮文庫)火車 (新潮文庫)感想
初出は1992年(平成4年)、、、四半世紀前の作品!平成4年って四半世紀前なんですね(白目)。それはさておき、20代の頃の当時の私が感じていた世の空気感みたいなものを懐古しながら読みました。闇落ち、とでも言うのでしょうか。あの時代を思えば、この作品のような出来事が実際に起きたかもしれないと心が少し重くなる。現代とはまた違うタイプの孤独感、苦しみ悲しみ。パソコンが一般に普及し始めようとしていた頃で、スマホなんてなかったあの時代を知る人はより作品に入り込めそう。深い描写で多くのことを考えさせられる作品でした。
読了日:07月06日 著者:宮部 みゆき
現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!現代病「集中できない」を知力に変える 読む力 最新スキル大全: 脳が超スピード化し、しかもクリエイティブに動き出す!感想
本を読む、記事を読む、SNSでやり取りされるメッセージを読むなど「読む」ことに関する力を身につけるための指南書、という感じで読み進めました。デジタルで流れてくる情報を効率よく取り入れ、デジタルな方法でいつでも引っ張り出せるように利用しやすいように保管する。現代にあふれかえる情報を自らの血肉(著者いわく知肉)とするための方法がたくさん紹介されていますが、人によって合う合わないもあるはずなのでうまくチョイスして頂きたいトコロ。本著の内容を参考に、さらにシンプルな方法を編み出すことも可能ではないかと感じました。
読了日:07月05日 著者:佐々木 俊尚
あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピーあした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問 名言セラピー感想
ちょっと昔の自分がこの本をもし読んでいたなら。読んでもなにも感じれなかったかも知れない。自分がいつか迎える死に対して、まだ死なないだろ先のことだろと勝手に思っていたから。今の自分は少し違う、と思う。うまく立ち振る舞わなきゃ自分だけじゃなく周りの人に迷惑かかるなって思いながら生きていて、今死ぬに死ねないなって思うようになった。それに自分にも他人にも物事に対しても中途半端で逃げ道を常に探してるような生き方してる。この本を読み進むにつれ、いつ死んでも後悔しそうだなと強く感じさせられました。そんな自分を変えよう。
読了日:07月04日 著者:ひすいこたろう
最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 (ACTIVE HEALTH)最高の体調 進化医学のアプローチで、過去最高のコンディションを実現する方法 (ACTIVE HEALTH)感想
現代人は文明病に侵されている。なんだか体調が悪い、いやむしろ本格的に体調が悪い、常に何か不安を抱えている、未来が見えない、死ぬのが怖い。そんな文明病を引き起こす原因を「炎症」と「不安」という2つの要素に分け、問題を解決するための方法を紹介されています。前半の「炎症」の節では腸内細菌と力を合わせる、という点に重きをおいている印象。後半の「不安」の節では価値観の重要性を説いております。価値観についての項は、不安を抱えながら生きてきた私には特に響いた部分です。不調を解消しQOLを上げるためには実践あるのみです。
読了日:07月03日 著者:鈴木祐
賢者の睡眠賢者の睡眠感想
DaiGoさんの本を久しぶりに読みました。最近は夜も暑くて寝苦しくなって、どうにか睡眠の質を上げれないかと模索していたのでちょうどいい機会を頂いた気分。睡眠に関する本は過去に一冊読んだぐらいで知識ほぼゼロに等しかったのでとても勉強になった気がします。あとは本の中で紹介されている方法や考え方を実践してみて効果を感じれたらいいな。寝室の環境を良くするのも大事そうだし、食事に関して言えば私は睡眠に良くないことばかりしていることに気付かされた。これを投稿し終わったらお風呂入ってゆっくり寝る準備をしようと思います。
読了日:07月02日 著者:メンタリストDaiGo
極限状態から学ぶ!ゾンビ英単語 この英単語&英会話で生き残れ極限状態から学ぶ!ゾンビ英単語 この英単語&英会話で生き残れ感想
WORDS OF THE DEAD、惹きつけられるように本屋で購入。ゾンビ好きの人に刺さる内容。ゾンビパニック下での人々の奮闘をストーリーで追いながら英単語を学習していく。各ページのQRコードを読み取れば、スマホ等から音声データを聞くこともできるぞ!近畿大学総合社会学部准教授、同大学ゾンビ研究所主宰、岡本健(Takeshi Okamoto)氏のゾンビ講座もあり、の飽きさせない作り。危機的状況で使われるであろう英単語とゾンビの知識まで手に入る。イラスト・挿絵もゾンビ作品に慣れた人にはかわいく見えるので安心。
読了日:07月02日 著者:受験研究社

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